ピストンバイブを手に取ると、その重量感と滑らかな質感が心をくすぐるように伝わってきました。慎重にスイッチを入れると、機械音が静かに響き、柔らかな振動が手のひらに広がります。少し動かしてみると、**クィン、クィン…**と小刻みに上下する動きが、これまでに触れたどの玩具とも違う刺激を予感させました。
「これが…」
自分の言葉が消え入るような声になり、胸が高鳴ります。ベッドに腰を下ろし、そっと秘部に当てた瞬間、電流のような感覚がつま先から頭のてっぺんまで駆け抜けました。
「あっ…!」
初めての動きに驚きつつも、すぐに甘い快感に包まれる。その動きは一定ではなく、**スッ…ズズッ…**と柔らかに秘部を押し広げていきます。振動がGスポットに触れるたび、全身がびくんと震え、腰が自然と動きを受け入れるように上下に揺れました。
時間が経つにつれ、私はその動きに慣れていきました。強弱を切り替え、動きが速くなるたび、甘い声が漏れるのを止められませんでした。
「あぁ…すごい…これ…」
バイブの動きは秘部の奥深くを探り、これまで感じたことのない箇所を刺激します。**ジュプ…ジュプ…**と潤いが増す音が響くたび、自分がどれだけ熱を帯びているかを実感しました。
吸盤を利用してベッドの端に固定し、自ら腰を動かしてみることにしました。最初はぎこちない動きだったけれど、次第にその快感に溺れていく。
「こんな…あぁっ…」
腰を突き出すたび、刺激が何重にも重なり、全身が波に揺られるように感じる。快感が徐々に高まり、身体中が熱を持つのを感じながら、私はその渇きに応え続けました。
ついに快感の波が頂点に達する瞬間が訪れました。秘部がきゅっと締まり、全身が弓なりに反り返る。
「んっ、あぁぁっ…!」
絶頂の瞬間、意識が白く霞み、心の中で渦巻いていた焦りや緊張がすべて解き放たれる感覚に包まれました。バイブの振動が余韻を彩り、身体をじんわりと撫でるたび、幸福感が胸の奥に広がります。
数分間、そのまま放心状態でベッドに横たわり、荒い息を整えました。心拍が落ち着く頃には、なんとも言えない満足感と、もう一度感じたいという欲望が交錯します。
「すごい…これ、すごい…」
自分の声に驚きながらも、次の瞬間にはまたバイブを手に取り、同じ快感を追い求めていました。夜は長く、そして無限に続くように思えたのです。